勉強嫌いな子は、わからないから楽しくないのです。机間巡視をして、理解できていない生徒がいれば、そのつまづきを見つけて指導しています。つまづきを取り除くことで、次の段階に進むことができます。理解できたとき、子どもたちはとてもよい笑顔を見せてくれます。そうして、「勉強することの楽しさ」を知ってもらうことが、私の喜びです。
レベルの高い高校に合格させることが目標ではなく、各自の能力を最大限に引き出すことを目標としています。そのためには、生徒の能力にあわせて、説明する言葉を変えたり、補助プリントを作成するなどの工夫をしています。常時アルバイトの学生を入れて、理解できていない生徒に教えてもらいます。ですから、志望校の選択も生徒自身に任せます。無理にレベルの高い高校を勧めることはありません。また、学校からレベルを下げなさいと言われた場合も、その生徒に努力すれば合格の可能性があると私が判断したら、「あきらめないで頑張りなさい、応援するから。」と話します。そうして第一志望校に合格した生徒は数多くいます。
心が安定していないと、勉強に身が入りません。塾内でのいじめに気を配るのはもちろんのこと、家庭内や学校での
問題にも対応しています。保護者の理想と生徒の実力との間に差がありすぎると、子どもは大変苦しみます。しかし、自分ではどうすることもできないときには、保護者の方と何度も面会をして話し合い、理解していただいたという経験も多々あります。